’08横浜家族旅行(2)

10/12(日)

6時半起床→私のみ外出。他の二人は夢の中。iPodを装着して、横浜駅東口周辺を歩く。マルイのビルの中にローソンを見つけて、朝食を仕入れる。ホテルに戻り、地下一階のネットカフェに入る。少しネットして日記をつける。ホテルの地下にこうしたものがあるというのは、すこぶる便利である。

部屋にて三人で朝食。10時頃ホテルを出てJRへ。根岸線に乗りラスカルさん宅へ向かう。一年ぶりに逢うラスカルさんは、相変わらず元気だった。お父様もお元気そのもの。そしてミミも。まずはほっと一息。三人でお母様の参拝。時がたつのは本当に早いと思う。六年前、初めてラスカルさん宅へうかがった時、スナックかまくらでデュエットしたのが懐かしく思い出される。故人を偲ぶということは、とても大切なことだと思う。仏壇に置かれた元気な頃の写真を見て、そんなことを感じた。


いつものように、食卓を囲んで談笑。この一年、ダイゴの受験とお蝶夫人♪の手術という大きな出来事があり、それを中心に話をした。あと、ラスカルさんの第三句集「冬夕焼」の上梓のお祝いなどで話が盛り上がった。ちょうど新聞に「冬夕焼」の書評が載っていたので読ませていただく。この句集はいろんなところで取り上げられていて、素晴らしい作品なんだと思う。私はあくまでも俳句は素人なんだけど、「ラスカルさんの凄さ」というのをもう少し認識すべきなのだろう。「冬夕焼」を拝読して、素人の私にさえ感じ取られる「繊細な冴え」は、ラスカルさんの「高み」を示すものだと思う。いくつかの句について、教えていただいた。「鳥雲に入る」というのは春の季語なんだねぇ。せっかく素晴らしい師匠がいるのだから、俳句についてこれからも教えてもらおうと思った。

そして、お蝶夫人♪恒例の贈り物。ラスカルさんへは猫のグッズと料理本など、お父様へは囲碁の大家についてのDVDと湯呑み茶碗。 いつもそのチョイスには感心する。 お二人ともに好評だったようだ。私は人にものを贈るセンスがまるきり駄目なので、常々見習いたいと思っているのだが、なかなか身に付かない。

お寿司をごちそうになる。そして、お父様お手製の紫芋の焼き芋をごちそうになり、お腹いっぱい。久しぶりにビールをいただき、ほろ酔い気分。昼のビールも悪くないね。 お寿司は結構残してしまったけど、今思うとかなり失礼だったか? ラスカルさん、すいませんでした!m(_ _)m いろいろ談笑して、13時半頃おいとました。とにかくみなさん元気でよかった。健康がなにより一番。また来年も必ずうかがおうと思った。そうそう、デジカメを持って行ってたんだけど、話に夢中ですっかり撮るのを忘れていた! とても残念。

帰りの根岸線の車中で、ちょっとした事件があった。昼過ぎののどかな車中で、椅子に座ってトロトロまどろんでいた。確か石川町駅だったと思う。電車が発車する寸前に、女子高生の甲高い声。「電車止めてー!」とか言ってる。私はなんせまどろんでいたので、状況がよく飲み込めない。しばらく経過してようやく、急病人であることが解った。駅のホームのベンチ周辺が騒々しい人だかりあり。どうやら老年の男性が倒れているようだ。お蝶夫人♪は「行った方がいいんじゃない?」と言う。私がやや逡巡しているのを尻目に、彼女は俊敏に車外へ出る。私はあたふたしながら後に付いて行く。書いてて情けない。続きは明日に。