「村上さんのQ&A」のコーナー！ 今回も「そうだ、村上さんに聞いてみよう」から、質疑応答を抜粋して考察してみる。
＜質問＞先日、片思いしていた人に告白しました。彼は同じ会社の先輩で、私とはわりと親しい友達、くらいの関係でした。彼に付き合って一年くらいの彼女がいることは百も承知だったのですが、勢いあまってポロッと言ってしまったのです。(その時は彼も非常にびっくりした様子で、とりあえず「ありがとう」と言われましたが・・) その後、なんとなく気後れして遊びに誘うことすらできません。やっぱり、彼女がいるのに誘うのは迷惑なんでしょうかね？「言わなきゃよかったかな～？ でも言わないと始まらないよな～」と悶々とする日々です。24歳、獅子座、A型(しかし限りなくO型に近い)
＜村上さんの回答＞恋愛関係においては「打ち明ける」のは初心者で、「伝える」のが上級者、というのが村上の意見です。でも現実にはなかなかそう簡単にはいきません。壁に頭をぶっつけては学んでいくのが人生です。僕だっていろいろとありました。頑張ってください。しかし「限りなくO型に近いA型」という世界観は、一種の裏切りです。A型はA型の重荷をしっかりと背負って生きていかなくてはなりません。よそにすりよるのはやめましょう。
＜まるちょうの考察＞「打ち明ける」と「伝える」の違いを、まるちょうなりにいろいろ考えてみた。要するにふたつの違いは、戦略的な要素の濃い薄いではないかと。「伝える」という方がより戦略的で、したがって時間も手間もかかる伝達方法と考える。村上さんのおっしゃるように、こちらの方が「大人の告白」だろう。
一番思うのは、想いを受け取る側のしんどさ。質問者のように「ポロッと」打ち明けるように告白されたら、やはり気まずさは残らざるを得ない。しかし、ありったけの頭脳を使って「好きです」という言葉以外で伝えようとするなら、受け取る側は、わりと楽なんだろうと思う。なぜなら、好意を返すにせよ拒否するにせよ、明確な言葉を用いずにやんわりと態度で示せるから。大人の恋愛って、こういうのが理想なんだと思う。なかなか現実にはうまく行かないことが多いだろうけど。相手の立場を考えるなら、「伝える」のがスマートなんだと思う。
そういう観点から言うと、質問者の24歳の女性は不用意の謗りを免れないだろう。まぁ、それだけ純粋でいい人なんだろうけど。心の中に小さな「悪」を宿して、少しずつ大人になって欲しいものです。
まるちょう自身の告白は？ もちろん不器用きわまりないです。だから、まるちょうは女性を口説くのは大の苦手。第一、赤面症だし(笑)。やっぱり純粋すぎるんだろうか？ 女性を口説くというのは、どこかに「悪」が必要不可欠だと思うのです。村上さんだって、女性を口説くのは、めちゃ苦手なはずなんだけど。賭けてもいいです(←誰とやねん)。
最後に、まるちょうはAB型なんだけど、A寄りのABなんて広言していた。これからは村上さんのおっしゃるように、ABとしての十字架を背負って生きようと思います(笑)。
告白の仕方について
