細木数子

この人を語るコーナー! 今回は思い切って「細木数子」について語ってみたい。なぜこの人に興味を持ったか。うちは毎週金曜日の20時頃から「幸せって何だっけ」というTV番組を観る習慣があり、興味深い人だと感じたから。もちろん、お蝶夫人♪のチョイスなのだが、彼女は六星占術を信じているわけではない。とても単純に、細木さんの溢れるような生命感、前向きの姿勢が気に入っているようだ。それ以前に、番組としても結構面白いしね。ただ・・たまに細木さんの言動に違和感が残ることがある。共演のネプチューンの三人も、いつも神妙にふんふんと肯いているけど、内心は「あ~に言ってんだよ、このクソババア!」とツッコミ入れたり、失笑したりすることも少なくないはずだ。アシスタントの徳光さんも、毎回大変だろうと推察する。そんなこんなで、彼女を深く掘り下げてみることにした。


この人の生い立ちを詳しく知りたかったので「細木数子の黒い真実」という本を、取り寄せて読んでみた。まぁ、早く言えば、細木さんの栄光にケチをつけている本ですね。でも、わりと参考になった。書いてあることの三割くらいは中傷かもしれない。でも逆に言うと残りの七割は真実だからね。彼女の人生のアウトラインは見えてくると判断した。

まず、まるちょうの結論から言ってしまうと、この人のコアは徹頭徹尾「女」である。もっと言えば、かなりの性悪である。しかし、その一方で、火の出るほど強烈な向上心があると思う。その辺のオバハンと違うところは、この一点だ。だから、現在の細木さんをひとことで表現するとすれば「カオス」である。いろんなものが、ごった混ぜになっている。いいものも悪いものも。逆に言うと、相当な高みにいることは確か。様々の矛盾を抱えるほど、神に近づく・・これはまるちょうの持論です。

細木さんの過去において、数々の黒い真実が噂されている。ヤクザとの付き合いとか、六星占術が全くのオリジナルでないとか、島倉千代子を利用したとか、昭和の偉人といわれる安岡正篤氏に近づき、婚姻手続きに関してもめたことなど。まぁしかし、どれを取っても犯罪じゃないからね。上昇するときには、自分の手を汚すことを避けられないことはある。それはいちおう分かる。でも過剰な上昇志向は、結局はた迷惑だ。自分で運命を切り開くという大義名分の下に、他者を次から次へと犠牲にする生き方というのは、まるちょう的には好きになれない。

「勝てば官軍」とは、現在の細木さんのためにある言葉だ。でも敢えて言うなら、現在の細木さんは、ちょっと勝利に酔いすぎている感があるように思う。人気レギュラー番組を週に二本抱えて、のりにのっているが・・ こんなにメディアに露出するのが、細木さんの本意なの? 真の実力者は、必要以上に表には出ないものだ。なぜなら、表に出すぎると、そのカリスマ性が崩壊していくから。要するに、見せなくてもいい「アラ」が見えてしまうのだ。

例えば「幸せってなんだっけ」における「よい子の学園」がよい例。細木さんが学童児の先生になり、あれこれ教えるわけだが、結局彼女は子供を育てた経験がない。その技量不足が、画面にもろに映し出されて、茶の間は大いに違和感を覚えただろう。少なくともうちでは、お蝶夫人♪と共に「あれはないよねぇ」と失笑していた。具体的には、全く子供の目線まで降りていっていないのである。上からガミガミ言うだけ。しかしそれじゃ、いいことを言っても、子供の心には届かないよ。あんなお母さんを持ったら、思春期にぐれるか、いいなりの奴隷になるかだろうね。でも、それは子育てとして失格なのです。

細木さんは、六星占術では土星人(+)。従って、昨年より大殺界なのだ。それなのに、テレビ出演を自粛することなく続けている。これはある意味、自分の占い哲学に対する冒とくである。逆に言うと、六星占術を単なる商売道具としてしか見ていないことの証である。そしてまた、ここに「注目を浴びたい」という「女」の哀しい性(サガ)を認めることができる。要するに節度の欠乏ね。ちうわけで、この人の命運は、もうそんなに長くないと予言します。近い将来に、例のホリエモンみたいな急転直下の波乱があるのではないか。もちろん、ほぼ直観のみに基づいた予測でしかないけど・・

冒頭の「違和感」を感じている人って、わりといるんじゃないかな? その違和感を探求したら、このようなBlogになりました。今後の細木さんの動向に注目したいと思います。