俺のヨーガ

夫婦で就寝前の15分間ヨーガをやり始めてから、はや五ヶ月になる。最近では、PC作業中など「体が硬くなった」と感じたら、5分間のプチヨーガで気分転換する習慣ができている。ヨーガをした後は、うっすらと汗をかいて、固まっていた体がゆっくりと呼吸し始める。そうすると、滞っていた頭も回転し始めるのだ。気分転換には「これしかない!」という感じ。ヨーガがなかったら、ホント困っていただろうな。身にしみて思う今日この頃なのです。


汚いトランクス姿で申し訳ないですが、実際のお気に入りのポーズを、いくつか解説したいと思います。

まずは、膝に手を置いて見上げるような姿勢を取るポーズ。できるだけ、背中を下向きに凸にしならせるようにする。この姿勢を5秒間くらいキープした後、上体をかがませて、今度はできるだけ背中を丸めて5秒間キープ。この繰り返しを四回で1セット。これで、いわゆる「けんびき」の凝りが、相当に楽になります。

次に、お尻を頂点とした三角形を意識するポーズ。ポイントは、肩甲骨をできるだけ低い位置に持ってくること。写真はかかとを挙げた状態ですが、実際には、かかとをぺたりと床に着けて、膝をぴーんと伸ばして10秒ふんばる。これが、かなり辛いポーズなのですが、めっちゃ効きます。肩全体の凝りが緩和される他、これは全く主観的な印象だけど、気力が湧いてくる。例えば、PC作業で疲れて気力が萎えている時でも、このポーズをすると、再度PCに向かう気になる。とても不思議だけど気に入っているポーズ。

次に「らくだ」のポーズ。上体を反らせて、かかとを持つ。頭をできるだけ下に持ってきて、胸を上に突き出して10秒くらいキープ。これも、背中全体の凝りを緩和する効果あり。そして最後に「降参しました」のポーズ。手をできるだけ遠くに伸ばすのがキモ。頭は、できるだけ丸めて、へそを見る感じで。これも肩の緊張を緩和する効果あり。らくだのポーズで負担のかかった腰を楽にしてやるという目的もある。

ヨーガにとって呼吸は命。上記のポーズをする際、決して息を止めないこと。どんなに苦しい格好をしていても、ゆったりした息を続けることがキモです。ヨーガのポーズは、ほんま無限に近いほどある。いろんなポーズをバランスよく取り入れて実行するのがよいです。中高年という荒波を乗り越えていく上で、体のお手入れは必須。ヨーガに限らず、いろいろ試してみることは意義深いことだと思う。さぁ、今夜も俺のヨーガだっ!(笑)