コンサート

3b19bcfd.jpg去る7/31(日)に、一人で大阪へコンサートに行って来た。カルロス・サンタナ、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターのスーパーセッションと銘打ったコンサートである。アーティストが平和行動の主体者となる”Emissaries for Peace(=平和の使者)”というコンセプト。7/31の大阪の他、広島や長崎でもコンサートが催された。


三人のビッグネームが集まって、どんな音楽が聴けるのかな?と、ワクワクして思い出の(謎)フェスティバルホールへ向かった。初めに断っておくと、三人ともそんなに詳しいわけではない。サンタナ(ギター)は「ザ・ベスト・オブ・サンタナ」を昔持っていて、例の「哀愁のヨーロッパ」を好んで聴いた。ハンコック(ピアノ/キーボード)は「New Standard」というアルバムが好きで、よく聴き込んだ。ショーター(テナーサックス/クラリネット?)に至っては「Quiet」(ジョン・スコフィールド作)というアルバムにゲスト参加しているのを聴いただけ。だから、各々はそんなに知らないのである。しかし、「とりあえず行動!」と31日の夕方、家を出発した。

結論から言うと、ギターとピアノ、サックスからなるトリオの音楽ではなく、サンタナ主導の、とてもがっちりしたブラジル音楽で、ジャズではなかった。後の二人は、ソロで参加するのみ。それを知って、初めはがっかりしたけど、しかしブラジル音楽もなかなかいいね。最後は、かなりノリノリで、立ち上がって手拍子していたよ。サンタナは、とにかく渋い!「泣きのギター」は健在だった。ハンコックは、ピアノの音が妙に粘りがありすぎるように聴こえたけど、あんなものなのかな(?_?) キーボードの演奏は、とても満足。ショーターは、強烈なブラジル音楽に負けじと、テナーを吹きまくっていた。かなり肥満がきつそうで、ある意味愛嬌があった。

夕方家を出る時は、体が重くて「今日はやめとこかなぁ?」なんて、実は弱気になっていたのだが、やっぱり行ってよかったです。帰りも新快速立ちっぱなしで、たいそう疲れたが・・(*_*)。これからも、こんな風に興味のあるアーティストが来日したら、頑張って演奏を聴きに行きたい。やっぱ、何事も行動ですよね!(^^)