近況をみっつ・・Blog休止中の出来事

Blog休止中に起こった出来事をみっつだけ取りあげて、ちょっと語ってみます。いろいろあったんですけど、厳選してみっつ。なるべく「面白く語れる」やつで行きます。

ひとつめ。4月29日(昭和の日)に、モネ展(@京都市美術館)に行ってきた。本当はお蝶夫人♪も行きたかったのだが、当時それどころじゃなかった。私も行くのがやや気が引ける状況だったが、モネ展だけはずっと前から楽しみにしていたこともあり、行かせてもらった。

いろんなメディアで紹介されていて、かなり期待していたが、やや肩すかしをくらった格好。ただそれは、今回のモネ展の主旨をちゃんとわかってなかったということ。つまり、モネの歩んだ生涯について観て欲しいということね。全盛期の作品がずらっと並んでいるというのではない。「イラストで読む印象派の画家たち/杉全美帆子著」での予備知識が大いに役立った。少年時代のセンスある風刺画から始まり、真骨頂は最晩年のまるでゴッホが描いたかのような作品群。描くことに対する執念を、キャンバスに叩きつける感じね。一番じーんと来たのは「しだれ柳」という作品かな。


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本展では、よっつの「しだれ柳」が展示されている。1918年(78歳)ごろ制作された一連の作品。仲の良かった画家はすべてあの世へ。そして愛する妻との死別(二年間何も描けなかった)、子供との死別、戦争の勃発、両眼の白内障。孤独にさいなまれていたこの時期、モネはひとり庭でしだれ柳をぽつねんと眺めていた。想像だけど、そこには「虚無から徐々に形成される意欲」があったんじゃないか。この「しだれ柳」連作は「よし、もう一度!」というギリギリの気迫が読み取れる。もちろん全盛期と比べたら「大したことない」ということになるけど、そこには人生という流れからしか読み取れない「崇高な姿勢」を感じてしまう。モネの伝記ってあるのかな? この人の人生には、学ぶべきエッセンスがたくさん含まれていると思う。

ふたつめ。5月4日に腰椎症を発症。6、7、8日と働いて、帰路は左足をやや引きずっていた。思えば4月10日に舞鶴のホテルで開脚ヨーガのポーズを自撮りして、ちょっと腰を痛めた。ああいうのはベッドの上でやってはいけない。ちょっと躁だったかな? そして4月IMG_025918日にスクワットで無理をして、頸を痛める。そうした伏線があって、5月1日起床時に腰痛と頭痛。やめればいいものを、無理にトレッドミルで歩いて、4日に腰痛が悪化。こりゃあかん・・ それから一週間くらいは円町駅から歩くのが無理だったので、二条駅からタクシーで通勤していました。

9日に南草津の整形外科を受診して、適切な処置を受けた。リハの指導がすごく丁寧で、自分に足りないストレッチの気づきがあった。これはジムのトレーナーさんにも指摘されたんだけど、私の腰椎は前弯しているので、痛めやすい。スクワットなどした後は、かならずドローイングや大腿四頭筋の伸展は必要。フィットネスは、常に怪我と隣り合わせ。今回の故障は、こうした「自分の体に対する慢心」が背景にあると思う。こうした「甘い意識」は、積もり積もって、いつか大きな災厄となってしまう。気をつけようと思ったのでした。それにしても・・ T診療所の2診と3診の椅子は、まるで軍事用ですわ。仕事していて、鬼軍曹にしばかれているような塩梅だった。きっつー

みっつめ。5月11日が結婚記念日なのだが、今年はそういう雰囲気でもなく、まあ仕方ないかなと思っていた。そんな中、21日(土)が夫婦水入らずの予定となり、それじゃあどこかでメシ食おうか、ということになった。以前から気になっていたイタリアン・レストランを予約。

店は草津市内にあり、自宅から車で15分くらいか。目立たない一軒家で、見つけるのに苦労した。店内に入ると私たちを含めて三組の客が入るようになっている。夫婦ふたりで営まれているようだ。そこまではよい。料理が始まり、一品目が運ばれてきた。生牡蠣だった。これには意表を突かれた。お蝶夫人♪は生牡蠣がダメなのだ。これは店側が悪いのではなく、事前に店側に伝えていなかった私のミス。そうそう、レア焼きの肉もだめなんだ、失敗したな。。 その場は焼き牡蠣にしてもらい、なんとか事なきを得たが、その後の料理もあまり冴えない。美味しいと思える品もあるのだが、センスが今ひとつというか、心がウキウキしないのね。いつの間にか夫婦ともにだんまりになってしまった。ホント、ひとっことも喋らず。隣のカップルさんがやけに騒がしい感じだったので、よけいシュンとしてしまう。私は(おそらくお蝶夫人♪も)、できるだけ早く食べ終えて、家に帰りたかった。デザート(これはまあまあだった。しかしお蝶夫人♪はダメだし)を食べ終えると、早々に会計して帰路についた。店での緊張、疲労から、胃酸の逆流。三時間ほど寝込んだ。レストラン行って寝込んだの、初めてや!(笑) 教訓 ☞ 状況が安定していない時は、新しいことを試すべきではない。しもたなぁ~、と反省したのでした。

以上、近況をみっつ記しました。