Beatlesを語るコーナー! やや人気がなさそうなこのコーナーだけど「自分のために」Blog書き続けます。執拗にね(笑)。今回は「Strawberry Fields Forever」と「Cry Baby Cry」を取り上げてみる。
まずは「Strawberry Fields Forever」
Strawberry Fields
Nothing is real
And nothing to get hung about
Strawberry Fields forever
一緒においでよ 「いちご畑」へ行くんだ
そこでは何もかもが幻
煩わしいものはひとつもない
「いちご畑」よ永遠に
実質的にジョンの作った楽曲。リヴァプールの戦争孤児院「Strawberry Field」からインスパイアされたといわれる。まるちょうは、この曲がお気に入り。くそったれの現実にすり切れていくばかりの毎日。そんな現代人にとって、夢幻の「いちご畑」は恰好の「避難場所」と思いませんか? ジョンがこの楽曲で主張したいのは「逃げるのはそれほど悪くないことだよ」という勇気のある肯定なんだと思う。
But you know I know when it’s a dream
I think I know I mean a “Yes” but it’s all wrong
That is, I think I disagree
いつも、いやときどき・・「これが僕だ」と思う
でも「これが夢に過ぎない」ことは分かってるのよ
「はい」と言うつもりが、ちゃんちゃら間違っていたりして
結局、僕は「解離」していると思うんだ
ひとつ面白いカヴァーを紹介しておく。
Ben Harperというアーティストによるもので、なかなかのものである。柔らかい出だしから次第に感情移入していく感じは、リスナーを惹き付ける。最後のギターソロは相当にクレージーでよい。
ふたつめは「Cry Baby Cry」
これも実質的にジョンの楽曲。White Albumの中では、わりと好きな作品です。例のキッチュな解説本には「つまらない穴埋めの曲」とこき下ろされているけど(笑)。
Make your mother sigh
She’s old enough to know better
So cry, baby, cry
お泣きよ 赤ちゃん お泣き
お母さんを嘆かせておやり
お母さんは充分に大人なんだから
お泣きよ 赤ちゃん お泣き
以上、Beatlesについて、また独断と偏見で語ってみました。