前回に引き続き「女性的、男性的」の二回目です。様々の項目について、また考察してみたい。言っときますが、これはあくまでもまるちょうの独断と偏見に基づいています。こういう見方もあるんだなぁ~、という感じで読んでいただければ幸いです。でも私自身としては、かなりの確信を持っているんですが(笑)。
女性的 | 男性的 | |
---|---|---|
#1 | 消費的 | 生産的 |
#2 | おしゃべり | 寡黙 |
#3 | 美食 | 定食 |
#4 | 枝葉 | 幹 |
#5 | 繊細 | 無骨 |
#6 | まわり道 | 直行 |
#7 | 魔物 | 唐変木 |
#8 | 波 | 凪(なぎ) |
#9 | 快楽主義 | 禁欲主義 |
#10 | 皮相 | 深遠 |
#11 | 打算 | 無欲 |
次に#3。これ、結構いけてる表現だと思うんだけど、どうよ? グルメ情報に敏感なのは女性だと思うんだけど。本来的に、男性は定食で十分なんだと思う。行きつけの店に入って「いつものやつ」というのが男性的。人気の店に行列してまで食べたいというのは、女性的。私なんか、行列しているだけで「うげ~」となってしまう。
次に#7。ずばり言いましょう、女は魔物です。女性自身「ミステリアス」という属性をまといたがっている風潮がある。確かに、その方が男性にとって魅力的なのかな? しかしまるちょうなんかは、女性の「素の部分」が出た瞬間が好き。洗練された女性に少女のような可愛い仕草がひょんな拍子にでると、男性はイチコロだろう。対して男性は唐変木。芸能人で言えば、長嶋一茂タイプかな? あの人も結構演じている可能性はあるけどね。まるちょうも25歳くらいまでは唐変木でした。魔物と唐変木の決定的な差異は、コミュニケーション力である。唐変木はいつも独りぼっちだ。Beatlesの「The Fool On The Hill」を思い出すなぁ~。
次に#9。太宰が「人間失格」の中で「いったいに、女は、男よりも快楽をよけいに頬張る事が出来るようです」と語っている。しかし、エピキュリアン(快楽主義者)というのは、決して悪くはない。「人生を大いに楽しむ」という姿勢を表すと考えれば、賢い生き方なんだろうと思う。対して男性は総じて不器用。快適に暮らすというのが苦手。男性が女性化している昨今では、その傾向は薄れていると思うが、本来的にはそうだと思う。
次に#10。女性は広く浅くで、男性は狭く深く。これ、どうだろう? 例えば、おしゃべりは「浅さ」と、沈黙は「深さ」とリンクする・・そんなのどうですか? おしゃべりな男性が増えたのも「男性の女性化」と言えるだろう。本来、沈黙(寡黙)は男性のものだ。男性は、その属性である「不器用さ」をてこにして突き進めば「深遠」に至ることができるはずなんだけど。
最後に#11。要するに女性は賢くて男性は馬鹿である。言い換えれば、女性はずるくて男性は純粋。だからこそ、女性はいつまでも純粋さを放棄してはいけないし、男性は女性に学ばなければならないと思う。
さて、あともう一回予定しています。待て次回!(←誰も待ってない?)