近況・・大雨でホテル二泊したわりに、低コスパだった件

さる6月1日。台風2号が沖縄本島に接近していた。予想としては、2日の帰宅時にJRが止まる可能性があるかな?というくらい。だから、ホテルに一泊くらいは覚悟していた。6月1日の木曜日はOffにて、午前は散髪、昼寝して夕方ジムでしっかり汗を流す。プロテインを食べながら「ああ、ちょっとさっぱりしたな」と、ぼーっとしていた。ふとiPhoneを取り出してみると、JRの速報が入っている。いわく「明日の琵琶湖線、京都線、嵯峨野線は、運休となる可能性あり」と。もう、声を出して「え〜」となったわ( ꒪⌓꒪)

初めのうちは、責任感つよく「今夜から行くしかない!」という勇ましい気持ちと、「ええ〜今から行くの〜?まじで?」という弱々しい気持ちが入り混じっていた。家に帰って奥さんに意見を求めると、一定の同情は含みつつ「そりゃ、今日から行っておいた方がいいんじゃない? 明日行けなかったら、患者さんや先生に迷惑かけるわけだし」 ごもっともな意見である。しかし、今から京都行くの〜? だる〜

言い訳みたいだけど、数週間くらい前から、右の坐骨神経痛がけっこう辛かった。これは、右脚を前に踏み出すと、鈍く「ずきん」とする。いっとき、ジムのトレッドでやや無理して、状態を悪くした。なので、6月1日前後は、トレッドの負荷を減らして、できるだけ無理のないように歩いた。そんな状態なので、ジムの運動が終わった後に、また重い荷物を担いで歩くのが、そらもう地獄でしたわ。ほんまに「え〜( ꒪⌓꒪)」という感じ。

そんなわけで、夕食後ぜんぜん体が動かない。荷造りをするんだけど、ぜんぜん進まない。見るに見かねて、奥さんが衣類とか準備しだす。あ、ホテルは贔屓にしている「M’sホテル」の四条烏丸店がいっぱいで、予約取れず。奥さんいわく、どうせ取るなら地下鉄東西線沿線がいい、と。ま、それはそうかな。ホテルユニゾ烏丸御池店を流れで予約する。Booking Offで安めに予約取れたと思っていたが、それほど安くなかった。二泊三日で14000円くらい。というかね、もうそのホテル探しの時点で、粘りがなくなっていた。「泊まれたら、どこでもええわ〜」

「行きたくないよ〜」という魂の叫びが、僕のメンタルに染み付いていた。20時ごろだったか、闇の中へ僕は出発した。とても重くて暗い気分で。山科で乗り換えて、烏丸御池で下車。初めてのホテルなので、iPhone頼りでホテルへ進む。ホテルユニゾ烏丸御池は、悪くないホテルだった。だって、一泊7000円だもんね。コスパわるー

部屋に荷物を置いて、とりあえず、明日の朝食とか飲み物とか買ってこないといかん。汗でびっしょりだったので、軽くシャワーを浴びて、軽装で外出。寂しげな感じのファミマで、買い物。あ、そうそう。領収書を発行してもらったが、宛名を「上様」はダメのようで、「◯○診療所」で入れてもらった。これって、正しいのかどうかわからん。疲れていたし、まあええわと。

6月2日(金)。地下鉄東西線から西大路御池で下車。それから15分ほど歩いてT診療所へ。結果的には、JRはちゃんと動いていた。JRも「いついつから計画運休」と明示してくれれば、こちらとしてもありがたい。でもまーそうはいかんよね。「6月2日に運休の可能性あり」となると、それは朝からかもしれないし、どう解釈するかは難しい。

6月2日当日は、午前の総合外来が13時40分まで。午後の心電図読影が940枚。最近、心電図多いな〜 仕事もらえるのはありがたいけど、、 心電図読影のDrが辞めはったとか? まあ、こちらとしては、自分の割り当てをシコシコこなすしかない。シコシコ。

仕事が終わって、ぐったり。まずはタクシー拾って二条駅へ行くつもりだったが、そのタクシーが捕まらない。結局、西大路御池まで降りて行って、フレスコの横のセブンでアイス食べる。心電図の仕事の後は、糖分補給は必須である。低血糖で倒れそうなのだ。そこから地下鉄で烏丸御池へ。疲れすぎていて、あやうく乗り越しそうになった。「あ、そやそや烏丸御池や」みたいな。ホテルに戻ると、イッパツヌイテネル。

時間は20時ごろ? 夜ご飯をどうするか。ネットでいろいろ検索するも、なんかかしこまったところばかり。雨の中を四条まで出るのもなー? 思案しているうちに名案キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 当ホテルは、松屋が入口に合併しているので、気軽に利用できるのであった。松屋は22時まで営業。これ、いいねー

松屋でしっかり食べて、コンビニで明日の朝食など仕入れ。その日は、わりとよく眠れたと思う。6月3日(土)は、JRは普通に動いていたようだ。その日の総合外来は、普通くらいの混雑。大過なく、金曜と土曜の仕事は遂行した。ただ、今回のホテル宿泊について、どれだけ効果があったかは分からない。もっと頭を使えば、もっと安い対価で済んでいたかも。でも、頭を使うだけの余裕も時間もなかったし、14000円は仕方なかったような気がする。

実は、6月4日(日)も仕事で、K診療所の健診外来の仕事だった。これもなんとか遂行して、家に帰って爆睡したのは言うまでもない。2日(金)をポッキリ休診にしたら、いちばん分かりやすかったような気もする。でもそうすると、2日の予約患者さんや940枚の心電図が、宙に浮く。当然、各方面に迷惑がかかったはず。僕のやったことは、無駄ではなかったと思いつつ、この文章を終わります。