2016年を振り返って

2016年を振り返って、ちょっとBlog書いてみたい。これまで「近況」に書いた通り、私のガン騒ぎがあった。7月の告知に始まり、8月の手術、9月の縫合不全、10月の外来VAC、、 何度も書いている通り、ひと言では表せないくらい辛い日々だった。でも実を言うと、2016年の困難はすでに初春くらいからあったのです。これは詳らかにはできませんが、わが家は大きく揺れ、悲しみを味わい、混乱し、疲弊しました。というか、仕事のある私にその影響が及ばないように、お蝶夫人♪が全ての厄介を背負い込みました。実際、春頃のわが家は異様な状況でした。しかしそこで、お蝶夫人♪が人柱となり、それこそ根性で切り抜けたのです。


だから私は淡々と仕事をしておればよかったのです。もともと精神疾患を抱える身なので、お蝶夫人♪は影響を最小限にしようとしてくれた。しかしそこで私のガンが発見、告知される。これはいわば、苛酷な第二ラウンドだったわけです。ここでもお蝶夫人♪は病院通いで、どんどん疲弊していきました。私は病床で、秋にはお蝶夫人♪が何かしらの病気になってしまうのでは?と不安にならざるを得ませんでした。もちろん7月から11月までは、自分のことで精一杯でしたが、お蝶夫人♪の健康のことは、いつも不安でした。

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お蝶夫人♪は、決して弱音を吐かない人です。さる12月23日も、立派なクリスマスディナーを作りました。彼女の強固な意志は、決してめげることはありません。それは大したものです。まったく、私には無いものです。あれだけ健康を心配していたのに、わりと元気です。なんと凄い。私は恥じることなく嫁にこう言いたい「あなたを尊敬しています」と。「あなたには到底かないまへん」と。

おそらく普通の女性なら、今ごろどこぞの病院に入院しているはずです。それくらい今年の「母として、嫁として」の負荷は凄絶なものだった。そう、凄絶でした。まあ要するに、今年はわが家三人にとって、危機的な年だったというわけです。その中でも、お蝶夫人♪はおそらく一番ストレスに「休みなく」晒されていたはずです。わが家の「エンジン」として、擦り切れるほどにフル稼働した2016年。今年のMVPは、紛れもなく彼女なんです。

今は、少しでも彼女の疲労が軽減されるように祈るのみです。年を越しても、大きな病気にならないよう、祈ります。7月にいったん退会(最悪、私が戻らぬ人になる可能性もあった)したスポーツジムも、1月から再開です。1月から、いい汗かいて、少しでも体調を戻していって欲しいと思います。2016年にいちばん感じたことは・・

わが家の健康 ≒ お蝶夫人♪の健康


ということです。来年は「わが家の心臓部」を労りながら、笑いの多い良い年にしていきたいと思っています。来年も、まるろぐをよろしくお願い申し上げます。最後にひとことだけ言わせて下さい。

Eさん、一年間お疲れさまでした。本当にありがとう。


みなさま、よい年をお迎え下さい。(^o^)