Beatlesを語るコーナー! まるちょうなりの切り口で、また語ってみたいと思います。今回は「All You Need Is Love」と「Happiness Is A Warm Gun」を取り上げてみる。
まずは「All You Need Is Love」から。イントロにフランス国歌をあしらったこの曲。あまり気難しい顔をして聴く曲ではない。ジョンの作品としては、比較的ソフトな印象。
Nothing you can sing that can’t be sung
Nothing you can say
But you can learn how to play the game
It’s easy
ふたつめは「Happiness Is A Warm Gun」
これもジョンの創作だけど、上の曲と正反対で小難しい作品である。10代の頃「幸福とは温かい銃である」とは、なんて難解なフレーズだろうと眉をひそめていた。例のキッチュな解説本によると、正式には「Happiness Is A Warm Gun In Your Hand」ということらしい。warm=safeのような図式か。つまり、アメリカの銃規制を阻む圧力団体に対するジョンの道義的な怒りの表明だったとのこと。あと、どこか性的な色合いが強いと思われるけど、ジョン本人の語る所によると「ヨーコに対する性的な欲望」が投影されているらしい。真偽のほどは定かでないが。
以上、またまた独断と偏見でBeatlesを語ってみました。