(承前)こうなったら、Companion 5の音をもう一度、実際に自分の耳で確かめるしかない。Webでうだうだ考えていても、仕方ない。月曜日は彦根の方に仕事あり。その後、南草津に所用あり、時間があったので、草津駅で途中下車して、キットカットに行ってみた。しかし、Companion 20は展示されているが、5はない。がっくり。こうなったら、しゃーない。腹をくくって、火曜日に勝負かけたる。ビックカメラで合点が行かなければ、ヨドバシに行ってもいい。行くとこまで行ったろやないけ～！(▼▼メ)
そうして迎えた10月1日(火)。iPod touchの売却もそこそこに、ふたたびBOSEのコーナーへ。ためしにCompanion 5のボタンを押してみる。やはり圧倒的な音だ。でもこれ、ほんまなん？ サラウンド感も凄いし、音楽も文句のつけようがない。うーん、買いか・・？ いや、念のためヨドバシに行ってみよう。絶対に同様なBOSEのコーナーがあるはず。なんたって高い買い物だから、悔いは残したくない。
京都駅から北へ、歩いて5分のところにあるヨドバシカメラ。さっそくオーディオのフロアへ。ありました！同様のBOSEのPC用スピーカーのデモコーナー。ここで新たな発見があった。Companion 5のデモ音楽を聴いたんだけど、これがビックカメラのとは全然違うのね。もちろん悪くないんだけど、ずっとこじんまりしていて、あの「ぶっとんだ感じ」はなかった。順に2とか20も聴いていく。それでピンと来たんだけど、ビックカメラのデモは、おそらく2と5と20の合わせ技だったんじゃないかって。だからこそ、あれほどの重層的かつサラウンドな、圧倒的な音が出たんだと。そう考えると、ヨドバシのデモは、すごく現実的で「ちゃんと真実を語っている」という風情があった。そして、5のデモを何度も聴き込んだ。・・やはり、買いやな。その場で五分ほど考え込んで、そう結論を下した。
もちろん、ヨドバシで即買いなどしない。Webで安いところをチェックしてあったので、40500円(送料無料)で購入。
3日(木)の夕方に商品到着。27インチiMacは、横幅65cmくらいある。でも、スピーカーアレイ(左右に置く中高音担当のスピーカー)は、61cm以上は離さないようにと明記してある。確かに、それを無視して普通にモニターの横に置いたら、音の悪いこと！ 特にボーカルの音が消えてしまう。えええ～( ；´Д｀) 4万円かけたのに、これ～？(ToT) 必死に考えて、アレイの脚を取り外し、写真のように配置。すると、とてもいい感じになった。ボーカルもしっかり聴こえる。大満足！ 低音担当のスピーカーは机の下に置いて、これはBOSEの得意分野。スゲー、さすがって感じ。腹に響く重低音である。サラウンド効果もすごい。
今、Companion 5でジャズ聴きながらBlog書いてますが、もちろんゴキゲンです。Creative T12 Wirelessと比べてどうかって？ 聴きはじめて五日目ですけど、やはり買い替えてよかったという感想です。一番言えるのは、Companion 5は、PCで作業しながら音楽を聴く、あるいはPCで映画などを観る、という状況に特化しているということ。そういう想定で、音の出力の構造を緻密に計算してある。だから室内全体でいえば、Creative T12 Wirelessともいい勝負かもしれない。でも、iMacの前では圧倒的な「音の結晶」を感じることができる。しやわせ～ヽ(￣▽￣)ノ 音にこだわるのなら、やはりこれくらいの贅沢(もとい、適切な投資)はしてもいいですよね。少なくとも「放蕩だんなw」ではないですよ。いい買い物ができたと思います。以上、長くなりましたが、近況を記しました。
