正月に、一通のクリスマスカードが届いた。ギリシャのアントニーからだ。彼とは1991年にネパール遭難事故で知り合って、一時はメールも含めて親交を温めていたが、最近はクリスマスカードのやり取りのみ。しかもここ数年は、私がカードを出しても返事がなかった。
「返事が無いのにずっとカードを出し続けるのも馬鹿らしいかな?」という気持ちで、昨年は出さずに様子を見ることにした。もしあちらから反応がなければ、そのままこの細い絆は切れてしまう。でも、それも時の流れとともに仕方ないか、と考えていた。
そんな中、正月の二日に彼からカードが届いた。不意をつかれて驚くとともに、正直嬉しかった。内容としては、子供が8歳と3歳となり、責任も重くなり、日々大変だ・・というようなこと。彼は私より8歳ほど年上なので、確かにそうなんだろう。私としても大いに共感でき、とても力をもらえた。そして、彼のブラウザのブックマークに、しかとまるろぐが入っているらしいのを確認できたので、満足だった。
現状ではホントに細い絆である。彼も仕事と家庭両面で大変なんだろうな。クリスマスカードを送るという心の余裕も、なかなか無いのかもしれない。しかしやはり、1991年の生死の境を共に彷徨った「Adventure friend」なんだから、簡単に見切ってはいけないんだろう。いつか、再会できる日が来るんだろうか? うーん・・ でも、もしいつか再び逢えるとしたら、それはとても素敵なことだ。細い絆だけど、やはり大事にしようと思ったのでした。
++Personal Message++
Hello,Antonis! Thank you for Xmas card. I was very excited with your card. I will send the response card tomorrow. Please take care of yourself, bye! From Chosei